曹洞宗

宗祖 道元(承陽大師)・瑩山(常濟大師)
経典 般若心経、法華経、金剛経
本尊 釈迦牟尼仏
お唱え 南無釈迦牟尼仏
本山    永平寺(福井県)、総持寺(横浜市)
名刹 興聖寺(宇治市)、永光寺(石川県)妙嚴寺(豊川稲荷)、最上寺(神奈川県)
寺院数 約15,000ヶ寺
信者数 約1,600,000人

 

曹洞宗の焼香の作法

  1. 抹香をつまんで軽く頭におしいただき、香炉へ入れる。
  2. 続いて、今度は頭におしいただかず、香炉へ入れる。この2回限りと決められています。

 

曹洞宗の歴史と教え

8世紀の始めごろ中国に出来た曹洞宗を道元が日本に伝えたものです。
道元は比叡山で天台教学を修め、栄西の弟子となって禅を修めたのち、中国の宋にわたり3年間の修行を経て帰国。
京都の建仁寺に入り、「坐禅こそ安楽の法門である」と説き、やがて京都深草に興聖寺を建立、ここを拠点に曹洞宗の禅風を広めていきました。
これが日本の曹洞宗の始まりです。

1244年には越前の永平寺を開山しここを曹洞宗の根本道場とさだめ、新たな教化活動をおこし「正法眼蔵」という大著を執筆しました。
「只管打坐」(ただ、ひたすらに坐禅すること)を強調し、雑念を交えず座禅するその姿が仏だと信ずること(即心是仏)を宗旨としています。
坐禅行のほか、日常生活での宗教実戦の途として「懺悔滅罪」「受戒入位」「発願利生」「行持報恩」などの教えがあり、掃除や食事なども坐禅と同じように重視しています。
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