臨濟宗

宗祖 栄西(千光国師)
経典 般若心経、金剛般若経、観音経、大悲心陀羅尼
本尊 釈迦牟尼仏、薬師如来、大日如来、観世音菩薩
お唱え 南無釈迦牟尼仏、その他
本山・名刹
南禅寺(別格・京都市)
大徳寺、天竜寺、相国寺、建仁寺、東福寺、妙心寺、建長寺、
興聖寺(以上京都市)、円覚寺(鎌倉市)、永源寺(滋賀県)、向嶽寺(塩山市)、
方広寺(静岡)、仏通寺(三原市)、国泰寺(高岡市)
寺院数 約5,800ヶ寺
信者数 約1,980,000人

 

臨濟宗の焼香の方法

  1. 仏前に正座し、軽く頭を下げる。
  2. 抹香は頭におしいただかず、香炉に入れる。又この回数は1回でも3回でも良いとされています。
 

臨濟宗の歴史と教え

中国唐時代の高僧・臨濟義玄を開祖とする禅宗の一宗派です。
日本に初めて臨濟宗を伝え、日本臨濟宗の開祖となったのは、明庵栄西です。

栄西は14歳のとき比叡山で天台宗を学び後二度にわたって中国で修行、1191年帰国後禅の布教を開始しました。
人間の心の本性を知り、それが仏と同一であることを悟るのが成仏だとする教えで、修行を強調し、日常生活で労働(作務といいます)を尊び、坐禅を重んじています。
臨濟宗の禅風には大変厳しいものがあり教化の特徴を示す言葉として「臨濟の喝、徳山の棒」と言われます。
座禅を組み、修行している僧たちに対して臨濟がよく大喝を与え、徳山はよく痛棒を加えたことを指しています。
 
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